皮質脊髄路 可塑性
本日は、「皮質脊髄路の興奮性が歩行回復にどのように影響するか」について、 スライドを提示しながらお話していきます。 -------------------------------------------------------------------------------------------------- ①健常人の定常歩行時におけ…
今回は、脳卒中後の神経可塑性と下肢機能・歩行能力の回復についてです。 特に上肢の研究に関しては、脳卒中後の損傷半球および非損傷半球の活性化と上肢機能との関連が多く検証されていますが、下肢機能や歩行能力については限られています。そのため、今回…
現在、脳卒中患者に対して、神経可塑性を促進するための刺激両方(tDCSやTMSなど)が使用されるようになってきています。しかし、神経可塑性のパターンは個人によって異なり、特に重症度や病期に大きく左右されます。ここでは、特に重度な脳卒中患者に対して、…
脊髄損傷(SCI)患者の運動機能回復と脳の可塑性との関係についての以下の文献を紹介します。 -------------------------------------------------------------------------------------------------- Motor Recovery at 6 Months After Admission Is Related …
脳卒中後の脊髄ショックから痙縮発生まで
脊髄損傷後の脊髄介在ニューロンの可塑性
脳損傷後の可塑性 レビュー
CSTが下行する脊髄の外側部分の損傷は、脳の様々な領域を活性化させます
CST損傷後の可塑的変化は、運動機能を必ずしも回復するとは限らない
CST損傷後早期には網様体脊髄線維が可塑性に関与する
片側のCSTが損傷すると、それと対側の上下肢の運動麻痺が出現します。 このとき、損傷を免れたCSTや大脳皮質が運動麻痺の回復に貢献するといういう考えが広く知られるようになったように思います。 今回は、動物実験ではありますが、この証拠となる以下二つ…